1951-02-16 第10回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第5号
国際連合における未帰還者問題討議に際しては、非公式オブザーヴアーとして、中山マサ君外二名の国民代表がわが国より出席してつぶさにその状況を見て参つたのであります。その状況は先日の委員会において詳細に聽取いた上、大体明らかになつております。
国際連合における未帰還者問題討議に際しては、非公式オブザーヴアーとして、中山マサ君外二名の国民代表がわが国より出席してつぶさにその状況を見て参つたのであります。その状況は先日の委員会において詳細に聽取いた上、大体明らかになつております。
先般非公式オブザーヴアーとして国連へ出られました中山君の御報告によりますれば、ルクセンブルグ、フランス、オランダなどの諸国は、この問題は相手国と個別に折衝すべきであると、いう考えを持つておつたとのことであり、またアラビヤ・ブロツクにおきましても、本問題は政治的意図を持つものであるから、これを取上げれば戰争になる危險性があるというようなことで、本案を取上げることを喜ばなかつたというような様子があつたことを